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プロジェクトの目的
地球温暖化を防ぐための、先進国を中心に温室効果ガス削減の取り組みを行っています。日本政府も、2030年度に向け温室効果ガスを13年度比で46%削減するという新たな目標を発表しました。この目標の達成はかなり難度が高いとも言われていますが、目標に向かって国の予算も整備されることが予想され、また多くのビジネスチャンスが生まれることは確実と思われます。
日本政府は、次の5つの方向から温室効果ガス削減の検討を行うと見られています。
(1)再生可能エネルギーなど脱炭素電源の最大限の活用
(2)投資を促す刺激策
(3)地域の脱炭素化への支援
(4)グリーン国際金融センターの創設
(5)アジアなど世界の脱炭素への移行の支援
このように、温室効果ガスの削減分野は幅広くなっています。幅広いということは、削減効果のある対策対象となる課題(弊社で言うニーズギャップ)が多く存在することであり、ビジネスチャンスも多くなっていくことが予想されます。
なお、政府が掲げる上記5つの方向で検討していくことも、ひとつのやり方です。また、大手メディアが成長分野と位置づけるテーマを追いかけていくことも、ひとつのやり方です。しかし、どちらのやり方も他社と同じような課題への取り組みとなり、同じような結論に至る可能性が高くなります。また、このやり方では検討から漏れてしまう課題も多くなってしまいます。
温室効果ガス削減のようなやや抽象度の高い市場を網羅的に検討し、かつオリジナリティあるビジネスチャンスを発掘するためのツールが「ビジネス構造マップ」です。本プロジェクトは、このビジネス構造マップを限定された企業の方々とディスカションを通じて作成しようとするものです。
マップの軸には、上記5つの方向とは異なるものを検討する予定です。また、本市場はかなり幅広いため、基本となる大画面のビジネス構造マップを作った上で、よりビジネスチャンスが多いと思われる市場(有望市場:4つ程度)に対して、各々のビジネス構造マップ(中画面)を作りたいと考えます。
なお、ビジネス構造マップは迅速な作成を目指すため、弊社にてたたき台を作り、そのたたき台を基に参加者と検討していくという進め方をします。具体的な新規事業テーマは個別企業にて検討していくことになりますが、全体を網羅的に把握した上で、自社にとって相対的に魅力ある分野を絞り込むことにお役立ちできるプロジェクトになるものと考えます。
よろしく、ご参加のほどお願い致します。
ビジネス構造マップとは
ビジネス構造マップとは、探索領域を構造的に表現し、その構造の中から重点的に調査・検討していく領域を絞り込むためのツールのことです。
ビジネス構造マップは、縦軸、横軸のマトリックスで表現することが多いのですが、どのような観点で構造マップの軸を設定するかは意外に難しいものとなります。どんな観点の軸を選ぶかの画一的な方法はなく、弊社が支援する場合でも毎回悩みながら決めているのが実態です。
なお、ビジネス構造マップを作成する際は、縦軸、横軸の網羅性を重要視します。理由は、頭で考えつかなかった分野の発見につながるためである。
本プロジェクトにおいても、上記事柄に注意しビジネス構造マップを作成し、作成したマップは参加企業が共有します。これらのマップは、新規事業テーマ探索を効率化するために役立つものになります。
< 開催要領>
◆開催日程
1日目:2021年6月24日(木) 13:30~17:00
2日目:2021年7月 8日(木) 13:30~17:00
3日目:2021年7月22日(木) 13:30~17:00
4日目:2021年8月 5日(木) 13:30~17:00
5日目:2021年8月26日(木) 13:30~17:00
◆開催方法
原則、Zoomによるオンライン
ただし、状況とご希望によりリアル開催も検討。
◆定員 20社
<参加費>
1名様あたり 200,000円/5日間(消費税込み)
1)上記参加費で1社2名様まで参加可能。
2)代理参加も可。
3)お申し込み後に御請求書を送付しますので、指定の
口座へお振り込みいただきます。
● お申し込み方法
下記メールアドレスに、必要事項(会社名、住所、部署名、
役職、氏名、TEL、メールアドレス)を添えてお申し込みくだ
さい。
株式会社リーディング・イノベーション
東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルディング6階
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