「インバウンド観光の課題を技術で解決するビジネスチャンスミーティング」
のご案内
インバウンド観光の専門家による目標、課題設定と
ビジネスにつながる解決策のオープン会議
◆本ミーティングの目的
2003年に政府は「観光立国」を掲げ、インバウンド拡大に力を注いできました。インバウンド数は、2003年までは500万人を下回っていましたが、2019年には3,188万人を記録しました。翌年以降はコロナ禍で減少したものの2023年から回復し、今年は2019年を10%程度上回る過去最高になることが確実な状況となっています。
このように、2003年以降のインバウンド数は急激に増加しており、観光立国という目標に対して良い方向に進んでいます。しかし、大幅な増加により新たな問題も発生してきています。たとえば、次のようなものです。
・インバウンドと日本人旅行者とのバランス(国内における旅行消費額の約8割は日本人旅行者)
・オーバーツーリズム
・交通アクセスの不便さや渋滞による混乱
・迷惑行為、マナー問題
・ゴミのポイ捨て、ゴミ箱の少なさ
・多様な業種の関わりによるマネジメントの難しさ など
政府は、2030年にはインバウンド数を6,000万人に増やす目標を立てていますが、市場が成長する経済効果の一方で解決すべき課題はさらに多くなっていくことが予想されます。これは、社会課題と言えるものです。ただし、この社会課題の解決がビジネスとして成り立てば、より健全なインバウンド観光の成長につながります。すなわち、課題解決がビジネスとして成り立てば、インバウンド観光を下支えする土台のようなものが整うことになります。
本ビジネスチャンスミーティングは、インバウンド観光を持続可能な産業にするために必要な課題に対して、技術を用いた解決策を専門家を交えて検討していくオープンな会議です。
専門家の先生として、東京都立大学 都市環境学部観光科学科/大学院都市環境科学研究科観光科学域 清水哲夫教授にご協力いただきます。
本ミーティングがきっかけとなって新たな企業間のコラボレーションが生まれ、これまでにないユニークな事業が創出されること願うものです。様々な業種やビジネスレイヤーの企業のご参加をお待ちします。
よろしく、ご参加のほどお願い致します。
◆本ミーティングの進め方の全体像