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更新日 2017-12-22

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村井勝のビジネス対談-スピンオフで飛躍する気鋭企業

日経BP社「競争優位を獲得するIT経営戦略」

取締役 村井勝


本コラムは、出身企業との“友好的な関係”を保持しながら、新規事業を興していく「スピンオフ」という新しい起業の形に着目する。
毎回、スピンオフで成功した経営者との対談でメリットや課題を掘り下げる。

●第15回
(最終回)

生来の「起業家マインド」を渡米で研鑽(さん)
ナノテクとバイオを融合したモデルで市場開拓

ナ ノキャリアは、「バイオとナノテクの融合開発」をテーマに、ナノテクノロジーとDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)技術を組み合わせた医薬品の開発 に取り組む企業だ。社長の中富一郎氏は生まれた時から、起業家である祖父や父の姿を見て育ち、薬学の研究者を志しながらも米国留学がきっかけとなって、米 国のベンチャー企業に就職する。
●第14回 リクルート時代からの問題意識を貫き
「人材基点」の新ビジネスを展開

アクセルは、「知的資本」にフォーカスして、企業がより成長し、より価値を高めるためのマネジメントを総合的に行うコンサルティング企業だ。リクルート出身の船橋仁社長は、リクルートの『アントレ』時代から「人材」を基点においたビジネスを立ち上げたいと考えてきた。
●第13回 退路を断ち、甘えを許さないリコー流スピンオフ
リコーが推進するスピンオフ支援制度「チャレンジ21」は、社員が自ら事業提案を行い、認められたら別会社として立ち上げるプログラムだ。リコー本体も最低限の支援はするが、基本的には提案した社員の自立を促すため、一見すると厳しい“条件”がいくつか設けられている。
●第12回 積極的なM&A戦略とチームワークで
海外市場を築く

携帯電話のモバイルコンテンツを提供するインデックスは、積極的な海外戦略で順調に成長してきた。小川善美社長は、日商岩井(現:双日)の出身で、高い営業力と海外展開への姿勢が見込まれて会長の落合正美氏から引き抜かれたという。
●第11回 自分の強みを生かし、互いに補完する
自由と協力の上に成り立つ新時代のモノづくり

CAD や生産設備の設計、業務改革コンサルティングに取り組むウィッツェル 代表取締役社長の奥田稔氏は、ソニーの技術者出身である。ソニーの創業者 井深大氏の影響を強く受け、ソニーの設立趣意書である「自由豁達にして愉快なるモノづくり」を自ら実現したいとウィッツェルを立ち上げた
●第10回 親元会社と独立する会社の二人三脚
ほどよい距離感で独立を支援

プロパティデータバンクは、不動産の資産運用管理を支援するASPサービスという比較的先進的な分野の気鋭企業だ。清水建設が設けた事業家公募制度の第1号として設立された。両社は近すぎず遠すぎず、ほどよい距離感で独立への二人三脚で進んでいる。
●第9回 IBMから受け継いだ人事の考え方で 企業の人事改革を支援
日本IBMから独立した林孝男氏が社長を務めるアイテックスは、人事業務パッケージ製品に特化したソフトウエア企業だ。IBMから受け継いだ考え方をソフトウエアに盛り込み、独自の市場を形成する。
●第8回 企業の知的財産をオープンにし新たなビジネスを創造する
大企業は優秀な人材や技術を多く保有しているが、そのすべてを事業化しでフルに活用しているわけではない。NECはこれまで研究開発してきた様々な技術を外部に広く公開することによって、新しいビジネスの可能性を生み出そうとしている。
●第7回 「スタメンになりたい!」自己実現できる場を探す
会計ソフト「弥生会計」を“武器”に躍進する弥生は、米国インテュイットからMBO(マネジメント・バイアウト)した企業だ。社長の平松庚三氏は、「自己実現」できる場を求めて自らの商品価値を磨いてきた「社長のプロ」である。
●第6回 会社の塀の外にある選択肢を見つけよう
「サイボウズガルーン」「デヂエ」など、強烈なインパクトとともに、あっという間にグループウエア市場のトップに君臨したサイボウズ。松下電工出身の高須賀宣社長は、松下幸之助の経営哲学を自分で実践したいと独立を決意したと言う。
●第5回 「継承と進化」で独自の分野を突き進む
ERP システムの導入やシステム開発を行う東洋ビジネスエンジニアリングは、プラントエンジニアリングの東洋エンジニアリングからのスピンオフ企業だ。「ERP でナンバーワンになるためにはスピンオフするしかない」と決断した千田峰雄社長に、親企業との関係性などについて語ってもらった
●第4回 スピンオフで大企業に眠っている技術を飛躍させよ
膨大な模情報の検索エンジンや知識共有ソフトなどを開発・販売するアクセラテクノロジは、富士通のソフトウエア事業部門からのスピンオフ企業だ。進藤達也社長は、「スピンオフは、大企業が抱えている優秀な人材や技術を生かすための方法」という。
●第3回 スピンオフのメリット生かし自社ブランドを開発
ハードディスク製品やストレージ関連のソリューション事業を展開するアドテックスは日本IBMからスピンオフした企業だ。同社の長谷川房彦社長によると、スピンオフを成功させるためには、親元企業には「明確な子会社政策」、子会社には「事業マインド」が必要だという。
●第2回 独立を決意させた若き日の経験と技術への誇り
今回は、リコーのソフトウエア研究所からスピンオフしたラティス・テクノロジーの代表取締役社長である鳥谷浩志氏にインタビューし、スピンオフするまでの経緯や現在の事業についての話を伺った。
●第1回 大企業は“人財”の宝庫!スピンオフ起業のススメ
今回は、東芝からスピンオフしたザインエレクトロニクスの飯塚哲哉社長だ。同社は、液晶分野における半導体回路(LSI)の設計で高い収益を上げる。